雲母書房
コラム

武田定光(たけだ・さだみつ)
1954年東京都生まれ。大谷大学文学部博士課程修了。真宗大谷派・因速寺住職。親鸞仏教センター嘱託研究員。お寺で毎月「真宗会」「ブッディサロン」などの法座を開く。

著書に『新しい親鸞』『歎異抄の深淵 師訓篇』『歎異抄の深淵 異義篇』(雲母書房)がある。


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自分のこころに騙されない
2008/10/01
9月14日の新聞には、また2000万円の振り込め詐欺被害があったと載っていました。老女は、次男から携帯電話の番号が変わったと連絡をもらっていました。数日たって、サラ金会社から、「おたくのお子さんが借金しているから返済しろ」と電話がかかってきました。「まさかうちの子が?」と思って次男に確認の電話をかけたら、借金をしていたというので、やむなく百万円ずつ十数回支払ったといいます。

「個」から「独」へ
2008/05/09
 現代は、いろんな場面で、「過渡期」だと感じます。若者たちにとって、生きるためのモデルがなくなってしまった時代です。私たち(戦後生れ)は、学校を出たら社会人となり、結婚して家庭を持つのが、大人になることだと思っていました。誰しもが、そういう暗黙のモデルのようなものをこころに抱いていました。それがスケールですから、自分はいまどこに位置しているのかということを計ることができました。

「千の風になって」考
2008/02/05
 一昨年と去年、二年連続で大晦日のNHK・紅白歌合戦で、「千の風になって」が歌われた。CDの売れ行きもナンバーワンだから、大きく日本人のこころを揺さぶった曲である。歌詞はこうだ。

 私のお墓の前で 泣かないで下さい
 そこに私はいません 眠ってなんかいません
 千の風に 千の風になって
 あの大きな空を 吹きわたっています

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