雲母書房
書籍詳細

学校が自由になる日

宮台真司、藤井誠二、内藤朝雄 【共著】
1,800円(税込:1,980円)
学校教育
四六判 / 並製
336頁
2002年09月25日
978-4-87672-104-7
4-87672-104-1


理不尽さ」に覆われた学校システムと、学校共同体主義者による見えざる内面支配を解除し、自由な学校・自由な社会を実現するためのプログラムを大胆に提言する。
 われわれの社会には聖域がある。かつてのそれは皇室であったが、戦後には学校が聖域となった。学校では理想の小社会がめざされ、それが日本社会全体のノスタルジーとユートピアの投影点になってきた。そこでは母なる集団に溶け込み、合唱のアンサンブルのように生きよ、というきめ細かい洗脳の技法がはりめぐらされた。学校コミューンは、ヤマギシ会やオウム教団と五十歩百歩の高密度で、若い人たちの脳にパルスを送り続けた。

はじめに―時代がわれわれに追いついてきた   ●内藤朝雄


T
第1章 学校の何が問題なのか   ●宮台真司
     二つの尊厳観
     日本的メンタリティの構造
     食い違う感覚地理・・・ほか
第2章 少年犯罪と新少年法[対談]   ●宮台真司+藤井誠二
     「コンクリート詰め殺人事件」
     「犯罪の底」が抜けた
     空洞化する内部・・・ほか
第3章 学校の閉鎖性 なぜ学校は閉じるのか[対談]   ●宮台真司+藤井誠二
     [事件の経過]
     口を閉ざす二つの理由
     失敗の研究・・・ほか

U
第1章 学校リベラリスト宣言   ●内藤朝雄
     中間集団全体主義
     いじめ問題
     みんなのノリの國、生きられる秩序感覚・・・ほか
第2章 自由な学校、自由な社会の設計
     リベラリズムの射程―「学校リベラリスト宣言」を読んで  ●宮台真司
     共生の原理を探る[対談]  ●宮台真司+内藤朝雄
     「学びの共同体」という虚構[討論]  ●宮台真司+藤井誠二+内藤朝雄

あとがき   ●宮台真司




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